補助金

AI導入補助金2026はいくらもらえる?上限350万円と対象を解説

公開: 2026.07.23執筆: 原口優(代表取締役)読了目安: 7分

本記事は2026年7月時点の情報です|この記事は補助金でシステムを導入したいが、結局いくらもらえて自己負担がいくら残るのか知りたい中小企業の経営者・個人事業主の方向けです

AI導入補助金(正式名称: IT導入補助金)とは、中小企業がソフトウェアやシステムを導入する費用の一部を国が補助する制度である。 このページを開いたあなたが一番知りたいのは、「いくらもらえるのか」という金額の話でしょう。

結論からお伝えします。補助の上限は最大350万円が目安です。ただし実際にもらえる額は一律ではありません。しかも受け取りは導入後の「後払い」です。

この記事では、金額の決まり方から自己負担、着金までの流れまでを順番に整理します。以降は本記事を通してすべて「AI導入補助金」と表記します。

この記事の要点 - 補助上限は最大350万円が目安。実額は「対象経費 × 補助率」で決まる。 - 補助金は後払い。導入費を先に支払い、実績報告の後に入金される。 - 着金までは申請から約2〜3ヶ月が目安(※当社支援実績)。

AI導入補助金でいくらもらえる?上限額の結論

補助の上限は最大350万円が目安であり、実際にもらえる額は「対象経費 × 補助率」で決まる。 金額の話は「上限」と「実際にもらえる額」を分けて考えると、一気にわかりやすくなります。

【結論ボックス】いくらもらえる?3行まとめ - 上限額:最大350万円が目安(枠・年度で異なるため公式の最新公募要領で要確認) - 補助率:補助対象経費のうち一定割合(枠により異なる/公式で要確認) - 決まり方:「導入する経費 × 補助率」で決まり、一律ではない

上限は最大350万円が目安だが、実際にもらえる額は「対象経費 × 補助率」で決まり、一律ではない。 ここが最初のつまずきポイントです。「上限=もらえる額」ではありません。

たとえば上限350万円と聞くと、誰でも350万円もらえるように感じます。しかし実際は、導入する費用が小さければ、もらえる額もそれに応じて小さくなります。

もう一つ最初に押さえておきたい点があります。補助金は導入・支払いが終わってから受け取る「後払い(精算払い)」です。金額とタイミングの両方を理解しておくと、資金計画で慌てずにすみます(後払いの詳細は後半で解説します)。

金額の根拠となる制度の詳細や最新の上限額は、以下の一次情報で確認できます。上限・補助率の正確な数値は、必ず最新の公募要領でご確認ください。

  • 中小企業庁:https://www.chusho.meti.go.jp/
  • AI導入補助金事務局(公式):https://it-shien.smrj.go.jp/

制度内容(補助金額・スケジュール等)は年度で更新されます。金額は必ず公式サイトの最新情報で確認してください。

今すぐ試せるアクション:まず「上限350万円」と「自社が導入したい費用」を紙に別々に書き出し、両者は別物だと意識するところから始めましょう。

AI導入補助金の「上限額」と「実際にもらえる額」の違いを示す概念図

もらえる金額の決まり方 — 補助率と自己負担の計算の解説イメージ
もらえる金額の決まり方 — 補助率と自己負担の計算の解説イメージ

もらえる金額の決まり方 — 補助率と自己負担の計算

補助額は「補助対象経費 × 補助率」で決まり、残りが自己負担になる。 では、実際にもらえる額はどう決まるのか。基本の式はとてもシンプルです。

補助額 = 補助対象経費 × 補助率

補助率とは、導入費のうち「国が何割を負担してくれるか」の割合です。残りが自己負担になります。上限に達するには、一定以上の導入費が必要という関係になります。

下の表は、補助率を「2分の1」と仮定した場合の例示です。実際の補助率は枠によって異なります(2分の1・3分の2・4分の3など枠ごとに設定される場合があります)。必ず公式サイトと見積書でご確認ください。

導入費(例) 補助率(例) 補助額の目安 自己負担の目安
100万円 1/2 50万円 50万円
300万円 1/2 150万円 150万円
500万円 1/2 250万円 250万円
700万円 1/2 350万円(上限) 350万円

※上記は補助率2分の1と仮定した計算例です。実額は補助率・上限・対象経費の要件で変わります。最新の補助率はAI導入補助金事務局(公式)でご確認ください。

上限額と自己負担額はセットで確認する — 金額の見え方が変わる最重要ポイント。 「350万円もらえる」ではなく「自己負担がいくら残るか」まで見て初めて、資金計画が立てられます。

実際に、卸売業(兵庫県)のお客様では、会計・受発注システムの導入費550万円に対し補助350万円が対象となりました。ポイントは、自己負担額の根拠を契約前にすべて提示したことです。その結果、社内の稟議が一度で通過しました(※当社支援事例)。

自己負担の金額を先に把握しておくと、社内での意思決定がスムーズになります。金額の全体像は、当サイトのAI導入補助金の完全ガイドもあわせてご覧ください。

今すぐ試せるアクション:導入したいシステムのざっくりした見積額を、上の表に当てはめて「補助額」と「自己負担」を仮計算してみましょう。

補助対象経費×補助率で補助額と自己負担が決まる仕組みの計算図

何に使うといくらもらえる?対象になる経費と使い道

申請できる金額は対象経費の合計で決まり、対象になる経費が多いほど大きくなる。 もらえる金額は「何に使うか」でも変わります。

対象経費の定義は年度ごとに定められています。一般的なイメージとして、下記のように整理できます(詳細は公式サイトで要確認)。

対象になりやすい経費

  • 業務用のソフトウェア・システムの導入費用
  • 会計・受発注・在庫管理などの業務システム
  • クラウドサービスの利用料(一定期間分)
  • 導入に必要な関連費用(規程による)

注意が必要な経費

  • パソコンやタブレットなどの汎用ハードウェア単体
  • 補助対象として登録されていないツール
  • 導入計画と関係のない費用

対象になる経費は、公式に登録された「ITツール」から選ぶのが基本です。制度の定義は中小企業庁AI導入補助金事務局で確認できます。

具体的な効果のイメージもお伝えします。設備工事業(従業員12名)のお客様は、見積・請求・原価管理がすべてエクセルでした。経営者が毎晩2時間の事務作業に追われていました。補助金で受発注・会計システムを導入し、見積テンプレとAI下書きを整備した結果、事務作業が月40時間から月6時間へ(約85%削減)という実績につながりました(※当社支援事例)。

補助金の金額は「導入して終わり」ではありません。その後の業務改善までつながって初めて意味を持ちます。 対象ツールの選び方はAI導入補助金の対象ツールの定義と選び方でも詳しく解説しています。

今すぐ試せるアクション:自社の「毎日・毎週くり返している手作業」を3つ書き出し、どのシステムで置き換えられそうか候補を挙げてみましょう。

補助対象になりやすい経費と注意が必要な経費の比較図

もらえる金額を左右する条件と、着金までの流れの解説イメージ
もらえる金額を左右する条件と、着金までの流れの解説イメージ

もらえる金額を左右する条件と、着金までの流れ

金額は採択されて初めて受け取れ、補助金は後払いで先に費用を立て替える必要がある。 ここで大切な前提があります。申請=受給ではありません。 申請しても採択されなければ、補助金は入金されません。

さらにもう一つ、資金繰りで見落としがちな重要ポイントがあります。補助金は「後払い(精算払い)」— 先に全額を支払い、あとから補助分が入金される。 つまり導入時にはいったん自己資金(または借入)で費用を立て替えます。実績報告の後にはじめて補助金が振り込まれます。「入金を当てにして先に払えない」という誤解が多いので、注意してください。

だからこそ、事前に自己負担額の根拠を把握しておくことが重要です。あわせて、採択されやすい計画と当面の資金を準備しておきましょう。着金までの流れは、次の4ステップで整理できます。

申請〜着金までのステップ 1. 申請:GビズID取得・見積・導入計画の準備 → 2. 採択:審査を通過(=ここで初めて受給の権利) → 3. 導入・支払い:システムを実際に導入し、費用は先に自社が支払う → 4. 着金:実績報告のあと補助金が入金(目安:申請から約2〜3ヶ月)

申請から着金までは約2〜3ヶ月が目安です(※当社支援実績)。製造業(大阪府)のお客様では、AI導入補助金で350万円の補助が採択・着金しました。お客様の作業は書類集めとZoom約1時間のみで、申請から約3ヶ月で着金まで完了しました(※当社支援事例)。

金額・補助率・スケジュールは年度で変わります。最新情報は必ず公式サイトで確認してください。スケジュールは公募回によって前後します。申請の前提となるGビズIDの準備は、GビズIDプライムの取得方法を参考に早めに進めておくと安心です。

なお、スケジュールの詳細はAI導入補助金事務局の公募情報で必ずご確認ください。

今すぐ試せるアクション:GビズIDプライムをまだ取得していなければ、今日中に申請手続きの入口だけでも確認しておきましょう(取得に時間がかかるため)。

申請→採択→導入・支払い→着金の4ステップを示す流れ図(後払い・所要期間の目安つき)

金額を最大限もらうために確認したい3つのこと

上限額だけで判断せず、補助率・自己負担・後払い資金の3点を確認すればソンを避けられる。 最後に、金額でソンをしないためのチェックリストです。上限額だけを見て判断すると、あとで「思ったより自己負担が大きかった」となりがちです。

もらえる金額を判断する3つのチェック

  • [ ] ① 上限だけでなく「補助率と自己負担」をセットで見る(350万円もらえる、ではなく自己負担がいくら残るかを確認)
  • [ ] ② 見積・導入計画の段階で対象経費を整理する(対象になる経費が多いほど申請できる金額が増える)
  • [ ] ③ 後払い前提の資金と、年度ごとの最新条件を必ず公式で確認(立て替え資金の準備と、前年度の数字をそのまま信じないこと)

私たちセブンセンシズは、これまで支援50社+、採択通過率90%以上(※当社支援実績)で、中小企業の補助金申請をサポートしてきました。数字を並べるより大切なのは、「自己負担の根拠を契約前にきちんとお見せすること」だと考えています。

補助金は制度が複雑で、金額の計算も枠によって変わります。独力での判断が不安な場合は、対象経費の整理から専門家に相談するのも一つの方法です。 制度全体の相談窓口として、補助金申請サポートのページもご用意しています。

今すぐ試せるアクション:上の3項目のチェックリストを印刷し、見積を取るときに手元に置いて1つずつ確認してみましょう。

もらえる金額を最大化するための3つのチェックポイントのチェックリスト図

よくある質問(FAQ)の解説イメージ
よくある質問(FAQ)の解説イメージ

補助金の金額でソンをしたくない方へ

「うちの場合、結局いくらもらえて、自己負担はいくら残るのか」——この疑問は、見積と導入計画を具体的にすることで初めてクリアになります。あわせて、後払いに備えた当面の資金も見込んでおくと計画がぶれません。

セブンセンシズ株式会社では、AI導入補助金の申請サポートに加え、システム開発・AIOコンサルティング・MEOコンサルティングまで一貫してご相談いただけます。自己負担額の根拠を契約前にお示しすることを大切にしています。

金額の目安や自社の対象範囲を知りたい方は、まずお気軽にご相談ください。

👉 無料相談・サービス詳細はこちら:セブンセンシズ株式会社 公式LP

※本記事は2026年7月時点の情報です。補助金の金額・補助率・スケジュールは年度で変わります。最新情報は必ず中小企業庁およびAI導入補助金事務局の公式サイトでご確認ください。

よくある質問

AI導入補助金2026はいくらもらえる?上限350万円と対象を解説の相談はできますか?
はい。無料相談(オンライン30分)で個別にお答えします。営業のお電話はいたしません。

補助金が使えるか、3分で確認しませんか?

無料診断(8問)と無料相談(Zoom30分)で、対象かどうか・いくら補助されそうかをその場でお答えします。営業電話はいたしません。

まず3分の無料診断で「うちの場合」を確認する 3営業日以内に返信します。営業電話はいたしません。
SUPERVISED BY|この記事の監修者
原口優
原口 優|セブンセンシズ株式会社 代表取締役
大阪・東成区のデジタルマーケティング&AI導入支援会社の代表。IT導入補助金(現・AI導入補助金)の申請支援50社+・採択通過率90%以上(※当社支援実績)。MEO事業「G-ran」運営。AI導入補助金の申請実務・採択ノウハウを毎日発信しています。