補助金

AI導入補助金のセキュリティアクション二つ星|宣言5ステップ

公開: 2026年9月2日執筆: 原口優(代表取締役)読了目安: 8分

本記事は2026年9月時点の情報です|この記事はAI導入補助金(デジタル化・AI導入補助金2026)の交付申請に向けて、SECURITY ACTIONの宣言をこれから準備する中小企業・個人事業主の経営者・担当者向けです。まだ宣言を済ませていない方に向けて書いています。向けです

AI導入補助金のセキュリティアクション二つ星は、GビズIDを準備する、自社診断25項目に回答する、基本方針を策定・公開する、自己宣言システムで申込む、宣言済アカウントIDの発行を待つという5ステップで宣言します。交付申請には一つ星でも二つ星でも申請要件を満たせますが、二つ星は加点対象になるため優先して検討する価値があります。本記事では、二つ星宣言までの具体的な手順を、2026年9月時点の公式情報にもとづいて解説します。

AI導入補助金のセキュリティアクション二つ星は、GビズIDを準備する、自社診断25項目に回答する、基本方針を策定・公開する、自己宣言システムで申込む、宣言済アカウントIDの発行を待つという5ステップで宣言します。交付申請には一つ星でも二つ星でも申請要件を満たせますが、二つ星は加点対象になるため優先して検討する価値があります。本記事では、二つ星宣言までの具体的な手順を、2026年9月時点の公式情報にもとづいて解説します。

この記事は、AI導入補助金(デジタル化・AI導入補助金2026)の交付申請に向けて、SECURITY ACTIONの宣言をこれから準備する中小企業・個人事業主の経営者・担当者向けです。まだ宣言を済ませていない方に向けて書いています。

※ 2026年9月時点の情報です。宣言のルールは公募回ごとに更新されることがあるため、申込み直前に公式サイトで最新情報を確認してください。

この記事でわかること

  • SECURITY ACTIONがAI導入補助金で必須になる理由
  • 一つ星と二つ星の違い
  • 二つ星宣言までの5つのステップ
  • 宣言でつまずきやすい注意点

SECURITY ACTIONとは?AI導入補助金の交付申請に必要な理由

SECURITY ACTIONは、中小企業がみずからの情報セキュリティ対策の取り組みを宣言する自己宣言制度です。AI導入補助金(デジタル化・AI導入補助金2026)の交付申請では、この宣言済アカウントIDの入力が必須要件になっています。

SECURITY ACTIONとは、IPA(情報処理推進機構)が運営する、中小企業・個人事業主向けの情報セキュリティ対策自己宣言制度です。取り組みの段階に応じて「一つ星」「二つ星」のロゴマークを使用できます。

私も申請の現場で、「GビズIDは準備したのにSECURITY ACTIONを忘れていた」という相談を何度も受けてきました。交付申請の画面では、GビズIDとSECURITY ACTIONの宣言済アカウントIDの両方が求められるため、片方だけでは申請を完了できません。

GビズIDの取得手順はAI導入補助金のGビズID取得方法で紹介しています。本記事では、もう一方の必須要件であるSECURITY ACTIONの二つ星宣言だけを掘り下げます。

申請全体の流れを先に確認したい方は、AI導入補助金の申請のやり方もあわせてご覧ください。SECURITY ACTIONはAI導入補助金以外の複数の補助金でも申請要件として使われています。そのため、一度宣言しておくと今後の申請でも役立ちます。

一つ星と二つ星の違い|補助金にはどちらが必要か

一つ星は情報セキュリティ6か条への取り組み宣言のみで完了しますが、二つ星は自社診断と基本方針の公開まで必要です。どちらの宣言でもAI導入補助金の必須要件は満たせますが、取り組みの深さが異なります。

項目 ★一つ星 ★★二つ星
宣言の条件 情報セキュリティ6か条に取り組む 自社診断25項目に回答+基本方針の策定・公開
手間 少ない(宣言のみで完了) やや多い(診断と方針の公開が必要)
補助金での扱い 交付申請の必須要件を満たす 必須要件を満たしたうえで加点対象になりうる
向いている事業者 まず宣言だけ早く済ませたい事業者 加点や社内の情報管理体制の整備も狙いたい事業者

一つ星は宣言フォームへの入力だけで完了するため、最短で必須要件をクリアしたい場合に向いています。一方で二つ星は、自社の対策状況を客観的に把握したうえで方針を外部公開するため、審査での加点を狙う事業者に選ばれています。どちらも交付申請の必須要件そのものは満たせる点は共通しており、上下関係というより取り組みの範囲の違いだと捉えてください。

急いでいて手間をかけられない場合は一つ星でも申請自体は進められます。ただし、二つ星は基本方針を公開する分だけ準備に数日多くかかることを見込んでおくと、締切直前に慌てずに済みます。

SECURITY ACTION二つ星宣言までの5ステップ

二つ星宣言は、GビズIDを準備する、自社診断25項目に回答する、基本方針を策定・公開する、自己宣言システムで申込む、ID発行を待つという5ステップで進みます。GビズIDの取得を除けば、ここから2〜3日程度で宣言まで完了します。

SECURITY ACTION二つ星宣言までの5ステップ: GビズIDを準備、自社診断25項目に回答、基本方針を策定・公開、自己宣言システムで申込み、宣言済アカウントIDの発行を待つ
SECURITY ACTION二つ星宣言までの5ステップ

まず、補助金申請に使うGビズIDを用意します。2026年4月以降、SECURITY ACTIONの宣言には補助金申請と同じGビズIDが必須になっています。別のIDで宣言しても交付申請では使えません。GビズIDをまだ持っていない方は、先にプライムアカウントの取得を済ませてください。

次に、情報セキュリティ自社診断の25項目に回答し、自社の対策状況を把握します。回答が終わったら、その結果をもとに情報セキュリティ基本方針を策定し、自社サイトなどで外部に公開します。最後に自己宣言システムの申込フォームへ事業者情報を入力すれば、完了メールと宣言済アカウントIDが届くのを待つだけです。

各ステップでつまずきやすいポイント

自己宣言システムの入力段階では、事業者名や所在地を登記情報と1文字も違わない表記で入力する必要があります。屋号や旧住所のまま入力してしまうと、後から補助金の交付申請時に情報の不一致で照合できなくなることがあります。GビズIDに登録した表記をそのままコピーする意識で入力してください。

情報セキュリティ自社診断25項目でやること

情報セキュリティ自社診断は、25個の質問に回答して自社のセキュリティ対策状況を把握する無料ツールです。二つ星宣言の前提として、まずこの診断結果を手元に残しておく必要があります。

IPA公式サイトによると、この自己診断は「中小企業の情報セキュリティ対策ガイドライン」の付録3をもとにした25項目の質問で構成され、回答することで自社の対策状況を簡単に把握できるとされています。パスワード管理やバックアップの有無など、日常業務に関わる質問が中心です。

診断そのものに合否はなく、現状をありのまま回答すれば問題ありません。回答結果は次のステップである基本方針の作成に使うため、印刷やメモで手元に残しておくと後の作業がスムーズです。ITに詳しい担当者がいない場合は、経営者自身が回答しても十分に対応できる内容です。

ここまでの内容が自社に当てはまるか、確認しませんか。

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情報セキュリティ基本方針の策定・公開のポイント

情報セキュリティ基本方針は、自社の情報セキュリティへの取り組み姿勢を示す文書で、外部に公開する必要があります。二つ星宣言では、この公開が一つ星との最大の違いになります。

情報セキュリティ基本方針とは、経営者が自社の情報資産をどう守るかという方針を宣言する文書です。IPAが公開している付録2のサンプルをもとに、自社の実情に合わせて作成します。

公開の方法は、自社サイトへの掲載、会社案内やパンフレットへの掲載、その他の方法のいずれかで構いません。すでに自社サイトを持っている事業者であれば、既存のページに追記するだけで公開の要件を満たせます。サイトを持っていない場合は、会社案内への記載でも代用できます。

基本方針の文面はサンプルをそのまま使っても問題ありませんが、自社の業種や取扱う情報の種類に合わせて一部を書き換えておくと、実態に即した方針になります。方針を公開したら、そのURLや掲載箇所を控えておき、次の申込みステップに進んでください。

宣言でつまずきやすい失敗例・注意点

二つ星宣言のつまずきは、GビズIDの不一致と基本方針の公開漏れに集中しています。手順自体は複雑ではなく、確認不足が遅延の主な原因です。

SECURITY ACTION二つ星宣言のNG・OK比較: NG例は一つ星のまま加点を狙う・基本方針を作らず宣言だけ済ませる・別のGビズIDで宣言する、OK例は自社診断から基本方針・宣言の順で進める・基本方針を外部公開する・補助金申請と同じGビズIDで宣言する
SECURITY ACTION二つ星宣言のNG・OK
注意: GビズIDの不一致はNG
SECURITY ACTIONの宣言に使うGビズIDと、補助金の交付申請に使うGビズIDが異なると、宣言済アカウントIDを交付申請で使えません。必ず同じGビズIDで両方の手続きを進めてください。

私たちは登録支援事業者として、AI導入補助金の対象ツール選定から申請書類の作成、採択後の実績報告まで一貫して支援してきました。その中でよく見かける遅延理由は、以前に別の補助金で取得したSECURITY ACTIONのIDをそのまま使おうとして、GビズIDの不一致で差し戻されるパターンです。過去に宣言した経験があっても、GビズIDが変われば再宣言が必要になります。

そのほかにも、基本方針を策定しただけで公開を忘れる、自社診断の回答内容を控えずに申込みへ進んでしまう、といった細かな抜けが手戻りにつながります。着手前に、GビズIDの一致・基本方針の公開場所・診断結果の保管の3点だけでも確認しておくと、多くの手戻りを防げます。

交付申請そのものでのつまずきや失敗パターンは、AI導入補助金の申請に失敗する5つの原因と対策で詳しく解説しています。

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宣言後の注意点|交付申請での使い方

宣言済アカウントIDは、交付申請の入力画面でGビズIDとあわせて入力します。発行後も、申請までに押さえておきたい注意点がいくつかあります。

デジタル化・AI導入補助金2026事務局サイトでは、「宣言済アカウントIDの発行までおおむね2〜3日の時間がかかる」と案内されています。一方でIPA公式サイトは、GビズID取得から宣言完了・ロゴマーク利用までを最短1日で実施できるとしつつ、システムメンテナンス等により前後する可能性があるとしています。

目安は交付申請の1週間前までに宣言を完了させること。GビズIDプライムの取得に最大1か月かかる可能性を踏まえると、SECURITY ACTIONの宣言はGビズID取得の直後、交付申請の準備と並行して進めるのが安全です。

宣言済アカウントIDは有効期限が定められているわけではありませんが、事業者名や所在地に変更があった場合は、管理システムから情報を更新しておく必要があります。移転や商号変更の予定がある場合は、宣言前に済ませておくと二度手間を防げます。

まとめ: 二つ星宣言はGビズID取得の直後に着手する

AI導入補助金のセキュリティアクション二つ星は、GビズIDを準備する、自社診断25項目に回答する、基本方針を策定・公開する、自己宣言システムで申込む、ID発行を待つという5ステップで宣言します。GビズID取得後であれば、2〜3日程度で完了する見込みです。

つまずきの多くは、制度の難しさではなく、GビズIDの不一致や基本方針の公開漏れといった確認不足から生まれます。交付申請の準備を始めるなら、GビズIDの取得と同じタイミングでSECURITY ACTIONの宣言にも着手してください。

SECURITY ACTIONの宣言を終えたら、次は交付申請の書類づくりに進む段階です。申請全体の流れを確認したい方はAI導入補助金の申請のやり方|受給までの5ステップを解説をご覧ください。対象になるツールの範囲を先に知りたい方は、AI導入補助金の対象ツール6分野|対象外との見分け方もあわせてどうぞ。

採択後の実績報告まで見通しておきたい方は、AI導入補助金の実績報告の書き方も参考にしてください。

制度の細かな条件は公募回ごとに更新されることがあります。迷ったときは自己判断で進めず、登録済みの支援事業者に早めに相談してください。まずはGビズIDとSECURITY ACTIONの宣言から、今日中に着手してみてください。

よくある質問

AI導入補助金の申請にSECURITY ACTIONの宣言は必須ですか?
必須です。一つ星か二つ星いずれかの宣言済アカウントIDが交付申請に必要です。
一つ星と二つ星、どちらを宣言すればいいですか?
必須要件は一つ星でも満たせますが、二つ星は加点対象になるため優先して検討してください。
SECURITY ACTIONの宣言にGビズIDは必要ですか?
必要です。補助金申請に使うGビズIDと同じアカウントで宣言する必要があります。
宣言済アカウントIDの発行にはどのくらいかかりますか?
目安は2〜3日です。GビズID取得後に余裕をもって申し込んでください。
情報セキュリティ基本方針はどこに公開すればいいですか?
自社サイトや会社案内など、外部から確認できる場所への掲載が必要です。
一つ星から二つ星への切り替えはできますか?
できます。自己診断と基本方針の公開を済ませたうえで、二つ星として再宣言してください。

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SUPERVISED BY|この記事の監修者
原口優
原口 優|セブンセンシズ株式会社 代表取締役
大阪・東成区のデジタルマーケティング&AI導入支援会社の代表。IT導入補助金(現・AI導入補助金)の申請支援50社+・採択通過率90%以上(※当社支援実績)。MEO事業「G-ran」運営。AI導入補助金の申請実務・採択ノウハウを毎日発信しています。